
夢と希望を照らす、光をつなぐ物語。
ストーリー
香川県庵治町に住む主人公・宏は、病と向き合う日々を送っていた。
ある日、ふと見たテレビ番組で、彼の目に飛び込んできたのは、
グローバル・ゴールド・セプテンバー・キャンペーン
──それは、小児がんと闘う子どもたちへ送られるエールだった。
「俺も、あの光を庵治町から届けたい」
自らも治療を続ける宏の心に、新たな灯がともる。
しかし、その想いを形にしようと動き出すものの、現実は厳しく、周囲の理解を得ることは容易ではない。
焦りと無力感が募る中、娘の未来だけは宏の静かな情熱を信じ、そっと寄り添う。
たった二人で始まった、暗中模索の挑戦。
果たして、彼らの純粋な願いは、この町の人々の心を動かすことができるのだろうか
運命の日、
庵治町の夜空に、彼らの想いを乗せた光は灯るのか。
イントロダクション
この映画は、2023年に徳島県で実際にあった出来事をもとに、命と向き合う人々の姿をエンターテイメントの要素を加えて描いたヒューマンドラマです。
企画の原点には、原案アドバイザーである宮崎宏美氏の存在があります。
宮崎氏は、コロナ禍で乳がん治療を経験したことから「患者と患者の家族の孤独」について考えるようになりました。そんな中、小児がん啓発活動「グローバル ゴールドセプテンバー キャンペーン」に出会い、賛同し、経済界に仲間を募り、伝える活動を現在も展開しています。
本作は、宮崎氏を原案アドバイザーとして迎えることで、がん患者様やそのご家族への配慮を第一に考えた映画作りを心掛けています。 その上で、この物語が持つ社会的なメッセージをできる限り正しく、そして希望をもって未来へつなげることを目指しています。
主人公・宏の生き様を通して描かれるのは、私たちがどのような状況にあっても、「人は互いを想い、支え合うことができる」という普遍的なテーマです。 患者様が抱える痛みや不安、孤独、そしてご家族の計り知れない悲しみや医療関係者の皆様の努力。 それらを少しでも理解し、共感することで、より希望ある未来へとつながり、一人でも多くの命が救われることを願っています。
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